今から丁度2年前。
産まれてすぐ、私の腕に抱かれる間もなく、救命処置を受けNICUに入った息子。
障がいが残る可能性がある、呼吸器のトラブルが起きやすいので用心してください。
医師からこんな説明を受けて以来、今日まで怯える様に育児をしていましたが、何事もなく、すくすく成長してくれました。
またうまく産めなかったと、ひたすら自分を責め続けた日々。
あまりにか弱い生き物を守る重責に、心身が拒否し、そのまま伏せる様になってしまったのも、2年前の事になりました。
まだ2年というべきでしょうか。
もう2年というべきでしょうか。
2年経った現在も、恥ずかしながら精神科の通院と服薬は続けており、良くなり悪くなりを繰り返し、ようやく寛解(症状が落ち着いている状態)に近づいています。
失った日々はもう戻らない。
貴重な赤子の時期の育児を、自分の弱さで失ってしまった後悔が今でもあります。
他所の赤ちゃんを見たり、息子の過去の写真や動画を見るたびに涙が出てしまいます。
これから先の成長を「見逃した、向き合えなかった」と再び後悔しない為にも、息子との時間を大事にしていければと思います。