どんどん欝が悪化していきました。
投薬を開始しなくてはいけない様になり、母乳育児を辞める様勧められました。
それでも母乳育児の利点や自分の不出来さに囚われ、辞めるという選択が出来ませんでした。
ストップウォッチを傍におき、悪態をつき泣きながら与える母乳に一体どんな効果があるのか。栄養価的にどんなに優れていても精神的に良い訳がない。
今でこそこういう風に書く事が出来ますが、この時は判断力も冷静さも完全に失っていました。産後うつと診断された最初のカウンセリングで、まずは精神的負担を減らしていく方針になり、真っ先に母乳育児が候補に挙がりました。
自己嫌悪と自傷の思考から抜けれない、それでもなかなか母乳育児を諦める踏ん切りがつかない私に、精神的負担を減らしつつ母乳育児を続けられる折衷案を臨床心理士と助産師が提案してくれました。