卒乳ではなく断乳です。
少しずつ枯れてくる物を止めるのではなく、まだまだ出る物を止める。
息子の成長を待たずに、私の都合でそうなってしまう事を、本当に本当に悩んだ上、踏み切りました。
辞めてみて3週間。
時間の余裕が心の余裕に繋がり、息子に優しくできる事が増えてきました。
結果論ですが辞めてよかったと思います。
実質、新生児期の3週間位しか直母していなかったからか、息子は乳房に対する執着は殆どなく、断乳でおっぱいをせがまれ、泣かれて心が痛む様な事はありませんでした。
そこが救いだったと思います。
きちんと断乳しないとしこりが残ったりトラブルに見舞われる可能性もある様なので、私は母乳外来の指導を受けて行っています。
断乳のやり方。
- まずは48時間断乳。眠れない位痛くて辛いので、鎮痛剤と冷やして乗り切る。
- 48時間経ったら一気に全部絞る。
- 2の日から1週間後一気に全部絞る。
- 3の日から1ヶ月後一気に全部絞る。
注意事項
- 乳腺炎になってしまったら、治療が先になり断乳中止となる。
- 乳腺が痛みやすいので、しこりを刺激しない。
- 生産が活発になるような事をしない(根野菜を食べる、風呂で温まる等)
- 乳腺が詰まる食べ物は止めておく(乳製品、油物)
- 張って痛みに耐えられない時は、少しだけ圧抜き程度に搾乳をする。
- 搾乳器は生産を促すので使用しない。
乳腺炎になってしまったら断乳やり直しなので、乳腺が詰まりそうなものや活発化する行動を控えて、ただただ耐えるのみ。
始めて3日間位は、とにかく母乳が漏れ、痛むので、母乳パッドと冷えピタと鎮痛剤は欠かせませんでした。
始めてから約1ヵ月で断乳は終了。
3週間経った今もまだ、ふとした時に漏れてしまいますが、積極的な生産はしておらず、乳房の張りはほぼ無くなりました。来月初旬に絞りきったらおしまいです。
この手順を踏んだ後にも残っている、微量の母乳は徐々に身体に吸収されるそうです。
二度と母乳を出す事がないと思うと、正直切なかったり寂しかったりします。
初乳を血眼になって絞った事、直母が辛くて辛くて泣いた事、搾乳生活を決心した事、毎日搾乳し続けた事、全てが私の経験になりました。
ありがとう、おつかれさま、私の乳房。