ホームへ

高齢出産レポ③ 立会いアクティブバースのメリット、デメリット。

高齢出産レポ①急激な陣痛の進行

高齢出産レポ②産道の途中で膠着状態

少し話がズレますが、今回はお産のスタイルについてお話します。

水中出産に憧れていました。

お世話になった病院にもこういう施設があります。

ですが水中出産は、体力があり、妊娠中にトラブルがなかった人だけが希望出来るということで、担当医に光の速さで却下されたのも、今となってはいい思い出…。


冷静に考えれば、妊娠中のトラブルもそうですが、出産の体力に加え、水中で体力を消耗する事を考えると、(37週まで絶対安静をしていた)自分の状態では出産に辿り着けないのは明白でした…。

そんな訳で通常の立会い出産になった訳ですが、水中出産が駄目ならせめてアクティブバースに!ということで、夫を盛大に巻き込んだお産になりました(受け入れてくれた夫に感謝しています)

アクティブバースとは。

  • 医療を必要最小限に抑えて妊婦さんが積極的に分娩に取り組む出産法です。助産師や医師は分娩をサポートする立場で、あくまで分娩するのは産婦自身が行います。
  • アクティブバースでは産婦さんが自分の本能のまま、座ったり立ったり横を向いたりと好きな体位で赤ちゃんを産むことができます。
  • おもむくままに歩き回ったり食事をしたりお風呂に入ったりと自分の好きなように陣痛を過ごし、そして人間に備わった「本来お産は動物的なもの」という本能とも呼べる力を利用していくのです。

eにんしんより引用。

自然的、動物的、なんか力強くていいわ!

実際は力強さはおろか、陣痛中おもむくままに過ごせる余裕は何処にもありませんでしたが、ベッドの上で延々と同じ姿勢でいきみ続けるよりも、マットに転がったり、スクワットスタイルしたり、トイレに移動して便座でいきんだり、と変化があって気が紛れました。

関連画像

ちなみに立会いにこういうスクラブ(医療従事者が着ているような服)の支給はありませんでした、私服で介助…。

立会いアクティブバースのメリット

  • パートナーも積極的に参加し(介助などの)戦力になる
  • 気が(少しだけ)紛れる
  • お産の苦労が共有出来る
  • 全面的に参加した事によって感動が倍増(夫談)

とにかく夫が全力で参加してくれたので(無茶ないきみの体制を全身で支えるとか、身体中をひたすら摩るとか、移動の介助)一緒にお産を頑張っている感覚になれました。

同じ立会いでも、手を握られ声援されるだけのお産(傍観型)では、この共同作業感は絶対に感じられなかったと思うので、これはアクティブバースならではの利点だと思います。

立会いアクティブバースのデメリット

  • 通常より相当体力を使う
  • 助産師(サポート)次第なところあり
  • (パートナーが)見たくないものも見える可能性大

頻繁に姿勢を変えたり、移動をしたりと色々動くので、体力の磨耗が激しいです。

6時間中5時間半は動き通しで満身創痍。後半は体力がゼロになり、栄養補給のため、夫に無理矢理バナナを食べさせられる始末。

余談ですが、そんな事もあり、バナナがトラウマ級に苦手な食べ物になりました…。

それとサポートする助産師の力量で難易度が相当変わってきます。(体制の提案やいきみのアドバイスなど)あとは移動や姿勢の変化が激しいので、パートナーに見せたくないものも見える可能性があります。

アクティブバース経験者からの大事なアドバイス!

アクティブバースをするなら、絶対膝丈くらいの服を着る事をオススメします。

私は出産当日、Tシャツとスウェットだった為、お産の間ずっとTシャツ一枚で(下半身丸出し)動き回りました…相当滑稽だったと思います(震)

アクティブバースが始まったら着替える余裕なんてありません…。

窓に映った自分の姿が長洲小力過ぎて驚いた。

20091225_n1.jpg

膝丈の服なら、余程の事がない限り丸見えは避けれるので…。

生理的に受け付けない人には向いていません…。

流石に産む瞬間の股間や、後産の処理などの血肉滴る時は、極力”見えない立ち位置”をアドバイスする配慮がなされるのですが、それ以外はほぼ赤裸々です。

下半身丸出しで歩いたり、スクワットしたり、四つん這いになったりしている、妻の必死な獣の様な姿を「受け入れられるかどうか」

これはもう本能(生理的)な問題なので、その人の器や気持ちの問題ではないと思います。苦手な人に介助をやらせても大して協力してくれないと思います。

そういう方は止めておいた方が夫婦円満でいられます。

★私的アクティブバースまとめ★

立ち会い出産もアクティブバースも賛否が分かれるものだと思いますが、私は立会いアクティブバースで本当によかったと思っています。夫もそう言ってくれています。

お互いに見たくない、見られたくないという気持ちが無いなら、夫参加型出産”立ち会いアクティブバース”オススメです。


いつもありがとうございます。
ランキングボタンを押してもらえると、更新の励みになります。

コメントは受け付けていません。

copyright © 快楽主義者の憂鬱 All rights reserved.