ミルクを飲むと下痢をしてしまう病気。

“身体がミルクを受け付けなくなる”こんな病気があることを、今回の経験がなくては知ることがなかったと思います。

備忘録(まとめ)なので長くなります。

※注意※  胃腸炎の話です。お食事中の方や気分を害される方は読むのをお控えください。

乳糖不耐症(後天的)とは。

ウイルスや細菌による急性胃腸炎で腸の粘膜がただれたり破れたりして、ミルクや牛乳に含まれる乳糖を消化吸収する酵素が出なくなってしまうというものです。乳糖不耐症のほとんどはこの後天的なもの、つまり急性胃腸炎のあとなどに起こる二次的な乳糖不耐症なのです。

gooベビーより引用。

うんちの臭いが違う…。

先天的(生まれつき)ではなく、今回風邪からきた胃腸炎でこうなりました。

胃腸炎で1日30回以上の下痢を何日もして、いつから乳糖不耐症になったとハッキリと分からないのですが、ある日下痢の臭いが吐瀉物の様な酸っぱい臭いに変わりました。これはおかしいと思い、病院に連れて行ったら乳糖不耐症と診断されました。

今回の一連の記録

• 入園4日目位からずっと鼻水
• 4/14夜 少しだけうんちが水っぽい
• 4/15 下痢気味だと保育園から報告
• 4/15 発熱(37.8)〜4/19
• 4/16 激しい下痢とおむつかぶれ〜4/28
• 4/26 鼻水がほぼ終息
• 4/27 下痢が固まってくる、食事を離乳食に戻し始める。
• 4/30 下痢が再開、酸っぱい臭いがする。
• 5/2 病院で乳糖不耐症と診断。
• 5/10(今日) まだ緩めのうんち、回数は1日3〜4回、酸っぱい臭い。

真っ赤にただれたお尻が本当に痛々しくかわいそうでした…。

…本当に壮絶な日々でした(下痢でおむつかぶれも酷い状態になったので、少しの下痢でも洗ってドライヤーで乾かしてを1日30回以上)

胃腸炎とおむつかぶれには本当に泣かされたけど、こう見ると初めての風邪自体は、熱は高くなく約4日で沈静化したので、大した事なかったです…。

現在は乳糖不耐症ではあるものの、一番酷い時の急性胃腸炎の様に、何を食べても飲んでも直ぐ下痢になって出てくる訳ではないので、本人にも親にも幾分余裕が出てきました。まだまだうんちは緩めですが、少しずつ快方に向かっています。

 

座浴に大活躍だったベビーバス。とにかく回数が多かったので、この機会に「折りたためて運びやすい」ベビーバスに買い換えました。

 

今回医師に指導された事を備忘録として。

胃腸炎の時(酷い水様下痢)

• 水分:ベビー用イオン水、お茶、麦茶
• 主食:重湯、葛湯
• 副食:すりおろしりんご、人参

とにかく脱水状態にしない様、こまめな水分補給。りんごと人参は便を硬くする作用があるそうです。

水様でなくなってきたら、お粥、食パン、素うどん、じゃがいも、大根を柔らかく煮たものがOK。便が形になってきたら脂肪の少ないタンパク質（豆腐、白身魚、ささみ）を与えても良いとのこと。

下痢の時に避ける食べ物は、みかんジュース、乳製品飲料、とうもろこし、卵、プリン、ヨーグルト、お肉類。みかんは便を緩くする作用があり、乳製品や卵、お肉は脂肪分が多く消化吸収が悪い為。

乳糖不耐症の時

• ラクトレスミルクに変更。
• 乳製品は乳糖があるのでNG
• 胃腸炎の名残で腸壁が弱っているので、消化吸収の良いもの。

胃腸炎の時ほど、食事に厳しい制限は無いものの、基本的には消化吸収の良いものを選ぶ様に言われました。

乳糖不耐症はどのくらいで治る？

(うちの息子の場合ですが)乳糖不耐症は半月程で良くなっていくと言われました。あと1週間位で落ち着く様には思えないのが本音ですが、１日も早く好物のチーズ粥や卵粥を食べさせてあげたいです。

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