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スワロフスキーが割れた、自分で修理出来る?出来ない?

大事な物でも容赦なく壊される生活。

マイスワロフスキーが割れました…割られたというのが正解ですが。届いたその日にパリンと。

いつ先日まで【安全地帯】だったキャビネット上も、とうとう破壊王息子の領地になってしまいました…。

通年でアクセサリーや置物等、様々なものを販売しているスワロフスキーですが、私は結婚してから毎年クリスマス限定のイヤーオーナメントを集めています。

スワロフスキーとは?

Wikipediaより引用。

まぁとても綺麗なガラス製品という認識で概ね間違いないです、だから扱いを気を付けなければ当然割れます。

実は割れた直後の写真がありません。何故なら年甲斐もなく2日間号泣しててそれどころではなかったというか。

でアフター写真しかないのでオチはお分かりだと思いますが、無事自分で修理出来ました!!

稚拙な修理なのでよく見たら分かると思いますが、左中央部分と右中央部分と右上の3か所が割れ3つのパーツに分かれてしまっている状態でした。

どうして自分で修理しようと思った?

当初修理専門店を探すつもりで、”スワロフスキー修理”を調べたのですが、以下の理由でお店頼みは絶望的だなと思い

  • 正規店で修理するにはお買い上げ時のパッケージとお買い上げ証明書(レシート等)が必要。
  • 保証は、事故あるいは不適切な使用、通常の摩耗・キズ、改造、修理の試行、過失によって引き起こされるものでない損傷、もののみを対象とするということ。
  • 正規店ではない修理の店もあるにはあるが、事例の殆どが”アクセサリー”の石取れ修理だった。
息子がカチ割ったので過失損傷ですし、そもそも並行輸入品でしたのでお買い上げ証明書はありませんでした。(パッケージや袋は割れた日にショックから破棄)

じゃあもう自分でやれるところまで直してみようかなと。(ここまで立ち直るのに2日)

準備するもの。

  • ガラス用接着剤(2液式エポキシ樹脂)
  • カービングナイフ
  • セロハンテープ
  • やる気と時間と折れない心

完全に割れ方次第ではありますが、私の場合は断面が綺麗な比較的難易度の低い状態だったので、結晶の形を復元させることは、わりと容易に出来ました。

(貼り付けた部分に透明度がないとか、接着剤が濁って汚いとか、そういうのは完全に気にしないと決めました、形さえ元に戻ればそれで良し。)

作業手順

  1. セロハンテープを予め長めに何枚か切っておく(固定用)
  2. 接着剤2種類を混ぜ30秒以上練る(練りが足りないと接着しないらしい)←説明書熟読してください。
  3. 断面(片方)にはみ出るくらいタップリ塗る。
  4. 断面同士を合わせる(この時点ではサラサラの液状でくっつかないので、1のテープで巻いて)固定。はみ出たり他の場所についても放置。
  5. 丸一日くらい放置して固まったら、不要部分の接着剤を刃物でそっと削る。

カービングナイフとは、果物などを飾り切りする細いナイフです。本体に傷を付けずに接着剤を削り取る繊細な作業だったので他の刃物で代用は効きますが、あった方がやりやすいと思います。↓こういうやつです。

割れてから(立ち直りに丸2日、修理道具を注文し届くのに2日、作業と乾燥に1.5日)1週間かからずに直りました。あ。実質作業は15分程度です。費用は1,681円(接着剤481円 カービングナイフ1,200円)でした。

気になる仕上がりは?

遠目に見る分には分かりませんし(トップ写真)、近くで見てもココ!と言わなきゃはっきりわからないレベルになっているとは思います。

まぁ分かったところで”笑い話にしてやろう”と思えるところまで回復しました(ブログのネタに出来る位ですし)

 

修理後分かった衝撃の事実。

で、無事直った訳ですが。どうしても直営店の修理対応が気になって、スワロフスキー銀座店に問い合わせたところ、パッケージやお買い上げ証明書なしでも修理を承ることが出来るとのことでした…。以下回答をまとめます。

  • 保証の効かない破損でも実費を出せば可能。
  • 修理金額は見積もり後確定(今回の私のケースだと大体2,300円(税別)位とのこと)
  • クリスマスシーズンの納期指定は難しい(トップシーズンだと1ヵ月以上待つことも)
  • 普段なら大体納期は2週間程度。

脱力ですよ。2,300円で直るって…。割れた日に何故電話しなかったんだと…。

当たり前ですが、自分で直すより専門業者に直して貰った方が、色々な意味で確実です。この気力と労力と1,700円かけるよりは直営店にお願いがマスト…。

スワロフスキーを割り、検索の末この記事にたどり着いた方、まずは直営店舗に相談しましょう。

★スワロフスキーの自己修理まとめ。★

セルフでもそれなりの完成度で直ったし、クリスマスに無事間に合ったし、色々勉強になったので、ある意味一番思い出深いオーナメントになりました。

ちなみに今回の件で息子を咎める事はしていません。

割った割られたということより、1歳児に関しては”昨日まで届かなかった場所”だと油断していた親が100%悪いと思うので。これを教訓に、一層気を付けていこうと思います。

 

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